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2005/06/12撮影 |
下山村駅から営業キロでわずか1Kmのところに鼎駅があります。この駅の標高は450mで、427mの下山村駅から1Kmの距離で23m上ってきていて、平均勾配23‰という急な上り勾配になっています。旧鼎町の中心部に駅があり、周囲は市街地化しています。
木造の立派な駅舎を備えていますが、ホームの設備としては1面1線の交換不可の形態をしています。もともとは相対式のホームだったのですが現在線路は撤去されており、使われなくなったホームだけが現在でも残されています。駅の入り口はホームの高さに合わせて設置されており、脇を走る道路から少し高い位置に駅舎があります。
駅開業時は下伊那郡鼎村。昭和29(1954)年4月1日に単独で町制を施行し鼎町となりました。周囲の町村が次々と飯田市に合併されるなか、鼎町は長いこと独立を通してきましたが、昭和59(1984)年12月1日に飯田市と合併して飯田市に変わっています。
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