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2005/06/12撮影 |
八幡は遠州街道(現国道151号線)と三州街道(国道153号線)の交錯する交通上の要衝で、宿場町として栄えた町です。また、駅の西側500mほどの所に下伊那地方屈指のお宮、鳩ヶ峰八幡宮があり門前町としても栄えたところです。なお、地名(駅名)はこの鳩ヶ峰八幡宮に由来するものです。
駅のホームは相対式の2面2線で行違い可能です。市街地の駅で、八幡宮に参拝の乗降客も多く長らく駅員を配置していましたが、民営化後の平成6(1994)年に無人駅と化しています。入り口部分に腰折の破風を見せた駅舎は開業時よりのもので、観光駅としての意気込みが感じられます。
駅開業時は下伊那郡松尾村の駅でした。松尾村は昭和31(1956)年9月30日に隣の竜丘村共々飯田市に編入されています。
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