|
2005/06/12撮影 |
上市場駅を出た電車は静岡県内に入り初めて駅舎を備えた駅らしい駅、浦川駅に付きます。この辺りが旧佐久間町浦川地区の中心部に当たります。駅周辺は街が形成されており、住宅も多くあります。また、駅東側、500mほど離れたところに相川と大千瀬川の合流地点があり、中洲には浦川キャンプ場があります。川は鮎釣りの名所でも知られ、休日には家族連れなどで賑わいます。駅入り口へのゲートの宣伝看板には「鮎の浦川」「瀬音やさしく包む街」などと書き込まれています(写真)。
駅ホームは島式の1面2線で交換が可能です。開業時より民営化後に至るまで駅員が配置されていましたが、平成3(1991)年2月1日より無人化されています。
駅開業時は磐田郡浦川村の駅で、開業2年後の昭和11(1936)年11月に浦川町になりました。昭和31(1956)年9月30日に佐久間村ほか2村との合併により佐久間町に変わっています。更には平成17(2005)年7月1日に12市町村の合併により浜松市が市域を拡大し、この辺り一帯は全て浜松市へと変わっています。
|