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2004/11/02撮影 |
上越線はその名の通り、上州(群馬県)と越後(新潟県)を結ぶ160km余りの複線電化路線です。上越新幹線が出来て幹線としての役割は失いつつありますが、高崎近郊の通勤路線や、水上温泉・新潟県のスキー場などへの行楽に使用される路線として運行されています。
最初の駅は高崎問屋町。平成16(2004)年10月のダイヤ改正時に開業した新駅です。上越線内ではガーラ湯沢(平成2年開業)に次いでおよそ14年ぶり、本線上の駅としては八色(昭和40年開業)に次いで実に39年ぶりの新規開業駅です。新駅らしく橋上駅舎で両出口をつなぐ構造をしており、ホームは相対式の2面2線です。
住所は貝沢町ですが、すぐ隣が問屋町という住所で、ここは文字通り問屋がたくさん建ち並ぶ問屋街になっています。問屋だけではなく近年は住宅も周囲に増え、高崎から2.8Km、井野からはわずか1.2Kmという短い区間での新設駅となりました。上越線の群馬側の路線使用目的が顕著に反映された出来事と相成りました。
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