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2003/07/28撮影 |
小田原市を離れ、大井町に入ってすぐのところに上大井駅があります。町の最南端に位置しますが、市街地はこの駅周辺に存在し、大井町役場は駅北側に徒歩5、6分のところにあります。大井町だとピンとこないかもしれませんが、東名高速の大井松田I.C.は、この大井町に存在。となりの松田町との合成名ですが、ご存知の方は多いでしょう。ただ、I.C.は町の最北端に位置し、この駅からは直線距離で3kmほど離れています。
駅舎の脇(写真にわずかに写っています)や出札口からホームにかけてのところにひょうたんの棚があり、たくさんのひょうたんがなっています。もともと、日除けの為に作られたとの事ですが、時刻表の表紙を飾った事からもすっかり有名になり、ひょうたんがこの駅はもとより、町のシンボルにもなっています。昭和56(1981)年からは地元商店会主催で『ひょうたん祭り』も行われるようになりました。しかし、JR化後しばらくして、この駅は無人駅と化し、商店会のみの主催では祭りも難しくなってしまいました。現在では町の商工振興会が主催し、続けられているそうです。
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