津川
つがわ
Tsugawa

2006/01/25撮影

平成17(2005)年4月1日、東蒲原郡に所在の2町2村が合併し阿賀町が誕生しました。その構成町のひとつであった津川町はかつて東蒲原郡の郡役所が置かれた郡の中心的な地域でした。その津川の町に唯一の駅だったのがこの津川駅です。現在は阿賀町の中心駅となり、阿賀町役場はこの駅より2Kmのところに置かれています。役場のある津川の市街地は阿賀野川の対岸に位置するため、駅周辺は幾分静かな感じがします。

駅のホームは島式の1面2線で行き違いが可能な構造をしています。福島県から新潟県に入り初めての有人駅ということになります。業務の行われている木造駅舎は昭和10(1935)年11月の建築で、古いながらも貫禄があります。駅前広場も他の駅に比べ大きいのが特徴です。

駅開業時は東蒲原郡揚川村（あがわむら）で、郡の中心地であった津川町は川の対岸に位置する町でした。揚川村は昭和30(1955)年1月15日に津川町に編入されこのときに津川町の駅となりました。平成17年に鹿瀬町、三川村、上川村との合併により津川町は消滅、東蒲原郡は阿賀町のみの郡となっています。

民営化後も硬入あり。