徳沢
とくさわ
Tokusawa

2006/01/25撮影

磐越西線、福島県側の最後の駅がここ徳沢駅です。県境は西へ500mも行かないところを通っています。山間の小さな駅で、駅の周囲には小規模な集落が展開されています。

駅のホームは島式の1面2線です。国鉄時の昭和58年に無人化され木造駅舎は解体され、翌年の昭和59年には駅舎が新設されています。この駅舎は西会津町徳沢出張所、徳沢簡易郵便局を併設した鉄筋コンクリート造の駅舎（写真）です。駅は簡易委託の形式になっており、郵便局に出札業務を委託する形態となっています。この駅を出た下り列車はすぐに阿賀川を渡りますが、渡ると新潟県。新潟県に入りしばらくは、線路は阿賀川沿い、国道459号線と並走するように敷かれています。

駅開業時の住所は耶麻郡群岡村（むらおかむら)。昭和29(1954)年7月1日に合併により西会津町となり現在に至ります。

昭和58(1983)年2月28日無人化。