|
2005/09/28撮影 |
信濃平駅は線内ではよく見られる1面1線の片面ホーム使用の無人駅ですが、線内唯一貨車転用の待合室が置かれています。ホームからの眺めは、田んぼや畑が広がる田園風景が展開されています。
1面1線と書きましたが、かつて2面以上を有したと思われるホームの残骸や、線路が敷かれていたと思われる更地が確認できます。このあたりは穀倉地帯で米やその他の作物が多く取れ、その輸送に飯山線の貨物を使っていた時期がありこの駅もその取扱い駅のひとつでした。どの程度の規模だったのかはわかりませんが、残骸が残っていると当時の構内の様子を知りたくなってきます。貨物取扱いは昭和45(1970)年12月に廃止され、翌年の昭和46(1971)年に無人駅になっています。
駅開業時の住所は下水内郡常盤村。昭和29(1954)年8月1日、1町4村の合併により飯山市として市制を施行しています。
|