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2005/09/28撮影 |
飯山線は豊野~越後川口間、96.7Kmを結ぶ単線非電化路線です。もともとは豊野~十日町間が飯山鉄道という私鉄で、十日町~越後川口間(十日町線)が国鉄の路線として開業しています。飯山鉄道が国有化され飯山線が制定されたのは昭和19(1944)年6月1日の事です。北信地方は雪が多く、この路線の県境付近は全国でも有数の豪雪地帯です。
飯山線最初の駅は信濃浅野駅です。豊野駅を出た列車は2Kmほど信越本線と並行して走り、その信越本線が見えなくなってすぐの所に駅があります。ホームは片面使用の行違い不可の構造をしています。昭和57(1982)年無人駅となり、現在は簡易委託による業務が行われているのみですが、有人時より残る木造駅舎が健在です。
開業時の住所は上水内郡鳥居村。昭和29(1954)年に神郷村との合併により豊野村となり、昭和33年に豊野町として単独に町制を施行しました。平成17(2005)年1月1日、上水内郡戸隠村・鬼無里村、更級郡大岡村と共に長野市に編入され豊野町は消滅しています。
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