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2006/05/27撮影 |
大沢駅は戦前の昭和18(1943)年11月10日に大沢信号場として開設され、正駅に昇格したのが戦後の昭和24(1949)年になります。駅周囲に小さな集落がありますが、沿線の他の駅と比べると幾分地味な駅です。国鉄時は駅北1Kmほどのところにある上越国際スキー場の最寄り駅として機能しており、冬場は乗降客数が多かったのですが、平成9(1997)年に臨時駅の上越国際スキー場駅(現在は正駅)が開業し乗客を奪われた格好になりました。現在は冬場でもそれほど乗客が多い駅ではなくなってしまいましました。
駅ホームは相対式の2面2線で鉄筋コンクリート造の小さな待合室を備えます。この待合室は半分は駅保守のための休憩所になっており、冬場は作業員の方が詰めています。
駅名の大沢は開業時の南魚沼郡石打村の地籍より名付けられました。石打村は昭和32(1957)年2月1日合併により消滅し塩沢町となりました。現在塩沢町は南魚沼市に編入されています。
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