押切
おしきり
Oshikiri

2006/05/27撮影

押切駅は旧中之島町にあった唯一の駅でした。合併により現在は長岡市となっており長岡市最後の駅ということになります。市街地からは少し外れたところにあり、駅の出口側は集落がありますが、反対側は一面に田んぼが広がっているロケーションです。

駅ホームはもともと2面3線の設備を備えていましたが現在、真ん中の線路が撤去されており2面2線の使用ということになります。かまぼこ型の屋根をもつ小さな駅舎内では簡易委託による駅業務が行われています。

駅開業時の住所は南蒲原郡中之島村。昭和61(1986)年10月1日に町制を施行しています。中之島の自治体に唯一の駅として長いこと機能してきましたが、平成17(2005)年4月1日に長岡市に編入され中之島の自治体は消滅しました。駅名にもなっておらず、住居表示にも中之島の名は残されていません。北陸自動車道の見附中之島I.C.にその名を見ることが出来ます。I.C.は駅北に3Kmほどのところにあります。

民営化後も硬入あり。