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2006/07/07撮影 |
来迎寺駅は旧三島郡越路町の中心部に位置していた駅でした。また、鉄道の要衝でもあり、この駅より小千谷の市街地へ向かう国鉄魚沼線と西長岡へ向かう越後交通の長岡線が分岐していましたが、前者は昭和59(1984)年4月1日に、後者は昭和48(1973)年4月15日に旅客営業廃止、その後貨物のみ営業を続けていましたが平成7(1995)年4月1日に廃止され、駅は信越本線の一中間駅の機能を有するのみとなってしまいました。
そんな来迎寺駅の構内はかつては相当広いものだったのですが、現在では規模がかなり縮小され相対式の2面2線を有するのみです。かつては2面3線のホームの他に越後鉄道の貨物側線などが広がっていましたが、現在では跡形も無く、跡地には住宅が建てられています。
駅開業時の住所は三島郡来迎寺村。駅名は村名によるものです。来迎寺村は昭和30(1955)年3月31日に塚山村、岩塚村との合併により越路町として町制を施行し消滅しました。越路町役場はこの来迎寺駅の最寄にありました。越路町は平成17(2005)年4月1日に長岡市に編入され消滅しています。
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