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2005/09/28撮影 |
長野県の県庁所在地、長野市の中心部に長野駅があります。長野市一帯の長野盆地は別名善光寺平と呼ばれ、この長野市は善光寺の門前町としても知られています。その善光寺は駅北へ2Kmほどの所にあります。長野での冬季オリンピック開催に伴い平成9(1997)年に新幹線はここ長野まで開通し、関東圏からのアクセス時間が飛躍的に短くなりました。そのおかげもあり、善光寺参りなどの観光客も増加しています。
善光寺を模したといわれる寺社風建築の重厚な木造駅舎のある駅として知られていましたが、新幹線の開業に先立ち平成8(1996)年6月に駅ビル併設の新駅舎に建て替えられました。その後に駅前に宿泊施設などが次々に建てられ駅の周辺は様変わりしています。駅ホームは在来線が地平の3面5線、新幹線が高架の2面4線を備えています。上記の乗換線には明記されていませんが、JR篠ノ井線・飯山線、しなの鉄道の電車もこの長野駅まで乗り入れており、長野県内ではターミナル駅として要所駅のひとつで、新幹線口(東口)にはJR東日本長野支社があります。
新町村制施行の明治22(1889)年に上水内郡長野町だったこの地は、明治30(1897)年4月1日に県内最初の市制を施行し長野市となりました。すでに、長野市になる前からこの駅があったわけですが、市の歴史と共に歩んできた駅といっても過言ではないでしょう。長野県庁、長野市役所とも駅より徒歩10分ほどです。
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