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2004/03/31撮影 |
この万座・鹿沢口駅は、駅の機能としては終点の大前よりも重要な位置にあります。長野原草津口から下ってくる電車は、特急や普通電車ともこの駅止まりの電車が数多く設定されています。平成16年3月改正のダイヤでは、臨時列車を除くと長野原草津口から下ってくる電車は14本あり、そのうちの9本はここ、万座・鹿沢口止まりになっています。(臨時列車なども全てこの駅止まりです)
駅名は二つの観光地の合成で、万座はこの駅より北へバスで50分、鹿沢は西へバスで40分と少々距離はありますが、この駅が玄関駅となっています。なお両観光地ともスキー場、温泉場があります。また、草津温泉や軽井沢方面にもバスが出ています。
駅は国道に面した位置にあり、吾妻線唯一の高架ホームを持つ駅となっています。国道から高架をくぐり反対側(南口)に出るとバスターミナルがあり、客待ちのタクシーなどで賑わっています。
駅名の『・』は中黒(なかぐろ)といい、日本全国のJRの駅の中でこの記号が駅名に入っているのはこの駅のみ。駅名を付ける際に、両地名がひとつの地名と誤解されないように『・』をいれたのだとか。
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