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2014/10/16撮影 |
長野原町の中心地に位置するこの駅は、もともと長野原という駅名でしたが、平成3(1991)年に隣の川原湯駅と同時に改称を行いました。観光誘致をねらってのもので、この駅はその名の通り草津温泉への玄関駅として機能しており、温泉街へはバス利用で30分で行くことが出来ます。草津温泉は上毛三名湯のひとつであり、全国的にも著名な温泉地。「草津よいとこ 一度はおいで お湯の中にも 花が咲くよ」で知られる草津節はあまりに有名ですね。
昭和46(1972)年3月7日に吾妻線は終点の大前まで全通しましたが、それまでは長野原線という名称でした。長野原線は、渋川からこの長野原草津口(当時長野原)の先、六合村(くにむら)の中心部に近い太子(おおし)駅まで線路が延びていました。大前までの全通により吾妻線と名称を変更し、渋川~大前間が本線となり、長野原~太子は吾妻線の支線という扱いになりました。しかし、わずか2ヶ月後の4月30日をもってこの支線は廃線となり現在に至ります。
長野原町役場は駅西へ2km弱の道のりがあります。
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