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2004/08/17撮影 |
この岩井駅から南房総市に入ります。平成9(1997)年に新築された駅舎には、駅の窓口のほかに富山町観光協会、岩井民宿組合、富山町ウォーキングセンターなどの施設が入っています。駅ホームは島式の1面2線。西に1Kmほどのところに岩井海水浴場があり、夏には臨時の特急列車などもこの駅に停まり、たくさんの人で賑わいます。
岩井は駅開業時の村名です。安房郡岩井村は昭和3(1928)年11月10日に岩井町として単独で町制を施行しました。昭和30(1955)年2月11日には隣の平群村(へぐりむら)と合併し富山町(とみやままち)となっています。富山町唯一の駅として機能していましたが、平成18(2006)年3月20日に6町1村の合併により南房総市として市制を施行しています。
私は小学校の時にこの岩井へ臨海学校に来ました。東京駅の地下ホームから総武線経由の臨時特急(さざなみ号)でこの岩井に来たのを思い出します。当時は京葉線も無い時代でした。南房総は臨海学校が盛んに開かれ、混雑に拍車をかけていましたが、最近では安全面からか臨海学校を行う小学校も少なくなったと聞きます。
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