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2003/12/10撮影 |
湘南という地名は元々は相模の南という意味で、これといった区画は無く漠然とした呼称で、鎌倉市から藤沢市、茅ヶ崎市あたりを指しているようです。その中でも位置的に真中にある藤沢市は、東海道の6番目の宿場街として栄えたところ。ただし、現在、国道1号線が駅よりだいぶ北側を通っている事からもわかるように、宿場よりだいぶ南に駅は建設されました。駅は現在、東海道本線の中間駅として機能している事は元より、ここから小田急や江ノ電に乗りかえる事の出来る湘南地区の鉄道の要衝です。藤沢市は、交通の便の良さからも近年人口が増え、横浜や東京のベッドタウンとしての位置付けの強い都市になっています。
藤沢宿は小田急電鉄で次の駅、藤沢本町(ふじさわほんまち)駅周辺にあたります。駅名(周辺の字名も)に本町が付いているのもこれに由来するもの。ただし、現在では街の中心はJR藤沢駅周辺に展開されています。なお、余談ですが、小田急電鉄の藤沢駅は頭端式のホームを持ち、駅に入ってきた電車は逆向きに(スイッチバック)出発していきます。
藤沢市役所は駅東へ、徒歩5分かかりません。
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