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2003/08/31撮影 |
神奈川県の県庁所在地である横浜市は、日本最大の貿易港である横浜港を持ち、港町として発展してきました。その横浜市の中心駅であるこの横浜駅は東海道線内の要衝で、根岸線が分岐する他東海道本線と横須賀・総武直通電車の分岐駅として、更には東急電鉄や相模鉄道との乗換駅として機能している大ターミナルです。上記次駅表示は単純な物ですが、実際の次駅表示は
東海道本線は【川崎←→戸塚】
京浜東北線は【東神奈川←→桜木町】
横須賀線は【新川崎←→保土ヶ谷】
となっていて、一部の電車は次駅が大崎などという電車も存在し、複雑です。
日本で鉄道が初めて走ったという明治5(1872)年、区間は横浜~新橋間だったのですが、当時の横浜駅は現在の位置とは違うところにありました。現在の桜木町駅がその当時の横浜駅であり、現在の横浜駅は2度目の移転先です。最初の移転は大正4(1915)年で(現在の横浜駅の開業日と同じ)、東急電鉄の高島町駅付近(平成16{2004}年1月31日廃止。住所は横浜市西区高島町2-2-5。)でしたが関東大震災により焼失。復興に伴い再度移転され、昭和3(1928)年に現在の位置に落ち着いています。
駅周辺は商業施設群や企業のビル、ホテルなどが軒を連ねます。西区役所は南に1kmほどですが、県庁や市役所などの官庁機能は関内駅周辺に集中しています。
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