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2005/10/11撮影 |
玉川村には水郡線の駅が二つありますが、村の中心部に近いのがこの泉郷駅になります。村役場は徒歩10分ほどのところにあり最寄り駅になっています。平成5(1993)年3月20日に福島空港が開港しましたが、その空港に一番近いのがこの駅になります。ただし、バスなどの公共の乗り物はこの駅から出ておらず、アクセス駅として機能していません。
駅ホームは片面使用の1本のみですが、かつて相対式だった向かい側のホームが現在でも残されています。現在は簡易委託による業務が行われていて、ピンク色が目立つ木造駅舎も健在です。線内で昭和45(1970)年に無人化した磐城石井や近津、野木沢などはいずれもこのタイプ(色は違います)の木造駅舎が使用されていたのですが、現在では全て簡易な待合室に建て替えられており、現在でも木造駅舎が残っているのはこの駅のみになっています。
駅開業時の住所は石川郡泉村で、駅名はこの村名に由来しています。泉村は昭和30(1955)年3月31日に同郡須釜村との合併により玉川村として村制施行し消滅しています。
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