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2004/06/02撮影 |
磐城棚倉駅は棚倉町の中心部に位置する駅です。駅の周囲に市街地が形成されていて、町役場は駅より1Kmほどのところに存在します。棚倉はかつて城下町として栄えた町で、駅から徒歩10分ほどのところに棚倉城址があり、現在は公園となっていて桜の名所として知られています。なお、駅名は『たなくら』と濁りませんが、町名は『たなぐらまち』と濁って発音します。
駅ホームは島式の1面2線で交換可能です。線内主要駅に見られる鉄筋コンクリート造の駅舎は、昭和34(1959)年4月に新築されたものです。戦前はこの駅から白河駅に向けて白棚線(はくほうせん)という国鉄の路線が通っていましたが、戦時中にレールがはがされ廃止されています。現在、白河に向けてはJRバスが運行されています。このバス路線は全国的にも珍しいバス専用道路(他の車、人など通行禁止の道路)を走行します。
駅開業時より東白川郡棚倉町の駅です。棚倉町は付近の町村との合併、編入などに伴い、駅開業時の町域より面積を広げています。
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