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2004/06/02撮影 |
下小川駅は常陸大宮市最北端に位置しています。ホームは相対式の2面2線。昭和58(1983)年の水郡線CTC化に伴い、無人駅になりましたが、その後しばらく委託販売にて切符を売っていました。現在では委託販売も行われていない純粋な無人駅となっています。
無人化後も古い木造の駅舎が建っていましたが、平成16(2004)年初頭に写真のような待合室に立て替えられました。水郡線内は、駅舎に公民館などの機能を持たせた、いわゆる『合築駅舎』が盛んに建てられていますが、この駅は単なる待合室のみです。コンクリートの間仕切壁と、恐らくポリカ系の素材を使った間仕切りとを組み合わせた造りになっていて、縦使いの木材の目隠しとあいまって、簡易ながら落ち着きのある凝った造りの待合室になっています。
駅北側1Kmほど行った久慈川沿いに、下小川キャンプ場があります。ロッジやバンガローなどの設備もあるキャンプ場で、特に夏にはたくさんの人たちで賑わいます。
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