上菅谷
かみすがや
Kami-Sugaya

2004/06/02撮影

上菅谷駅は那珂市の中心部に位置しており、那珂市役所の最寄駅でもあります。役所までは駅から徒歩5分ほどです。平成17(2005)年1月21日に旧那珂郡那珂町は瓜連町との合併により那珂市となり（実際は瓜連町が那珂町へ編入され那珂町となり、その後市制を布いた形式です）、この駅も町の中心駅から、市の中心駅へとその肩書きを変えています。

この駅より水郡線の支線が分岐しています。もともとは水戸から、この上菅谷を経由し常陸太田に至る路線が、水郡線内で一番最初に開業した部分で（明治30年。当時は太田鉄道）歴史が古く、その後、徐々に北上して現在の水郡線が全通しています。支線へはこの駅始発の列車と、水戸駅より直通する列車の2系統が存在します。本線下り方へは、この駅で支線へ行く列車の数だけ本数が減ります。

水郡線内では起終点を除き、唯一の分岐駅。線内では数少ない、みどりの窓口を有する駅のひとつで、駅舎も大変立派なものが建っています。

民営化後も硬入あり。