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2006/08/23撮影 |
日本三景松島から5Kmほど東へ行ったところに、島々が並んだ風光明媚な景勝地があります。奥松島と呼ばれるこの地域は、海水浴を始め海のレジャーが楽しめる観光地となっています。その奥松島観光の玄関駅となっているのが野蒜駅です。駅南へ1Kmほど行くと、奥松島の海水浴場のひとつ、野蒜海水浴場の砂浜が広がっています。
駅のホームは島式の1面2線で行き違いが可能です。駅舎は平成8(1996)年4月にオープンした、観光案内所(奥松島観光センター)や多目的ホールなどを併せ持った鉄筋コンクリート造2階建てで、奥松島玄関口に相応しい駅舎に生まれ変わっています。
駅開業時は桃生郡野蒜村。駅名は開業時の村名によるものです。一時期は東北須磨という駅名に改称されていますが、国有化時にもとの野蒜に戻されています。野蒜村は昭和30(1955)年5月3日に同郡の宮戸村、小野村と合併、鳴瀬町として町制を施行し消滅しています。鳴瀬町は平成17(2005)年4月1日に隣の矢本町と合併、東松島市として市制を施行し現在に至ります。
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