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2006/08/23撮影 |
陸前富山駅からしばらく海沿いを走る仙石線は、松島町から東松島市へと移っていきます。東松島市最初の駅は陸前大塚駅です。陸前富山駅同様、この駅も海がすぐそばまで迫ってきており、ホームからの見晴らしのいい駅となっています。駅は県道沿いに位置していて、駅周囲に数軒の民家がならんでいます。
駅ホームは島式の1面2線で、幅が狭いです。入り口部分に小さな待合所(写真)を備えています。狭いホーム上にも申し訳程度に座る設備が設置されています。開業時は大塚駅でしたが、国有化時に旧国名付きの駅名に改称されています。
駅開業時の住所は桃生郡野蒜村(ものうぐんのびるむら)で、大塚は同村の地籍でした。野蒜村は昭和30(1955)年に合併により鳴瀬町として町制を施行し消滅しています。鳴瀬町は平成17(2005)年、合併により東松島市として市制を施行、現在に至ります。
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