手樽駅は高城町駅からはわずか1.8Kmほどの営業キロですが、このあたりは松島町の郊外にあたり、住宅もだいぶ少なくなり水田が多く見られるようになります。
駅はホーム1本、線路1本のみの無人駅で、ホーム上に小さな待合室を備えています。昭和33年まで駅員配置の記録がありますが、現在の姿からは想像できません。
開業時より松島町の駅です。駅名の手樽は松島町の地籍で、明治の初期には手樽村という村が存在しました。
昭和33(1958)年10月1日無人化。