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2005/03/16撮影 |
仙石線の電車は中野栄駅を出ると多賀城市に入ります。多賀城は奈良・平安時代に陸奥国の国府が置かれたところで、東北地方の城柵(じょうさく…今で言うところの公的機関密集地域の意だが、軍事上の拠点がその主な役割。広大な陸奥国にはいくつかの城柵が置かれていた)の中心にもなっていたところです。現在、その機能は仙台市に移っていて、多賀城はその仙台へのベッドタウンとしての役割が強い地域になっています。
多賀城駅はその多賀城市の中心部付近に位置する駅です。多賀城市役所は駅の北側すぐのところに立地しています。駅は2面3線のホームを備え、乗降客数も仙台駅、あおば通駅に次ぐ多さになっています。今後多賀城駅を中心に高架への移設が決まっており現在工事の真っ最中、2011年の完成を目指しています。
駅開業時は宮城郡多賀城村でした。昭和26(1951)年7月1日に町制施行を経て昭和46(1971)年11月1日に市制を施行、現在に至ります。
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