|
2003/07/08撮影 |
青梅線終点の奥多摩駅は、観光名所が多数あり、また登山客が玄関口として利用しており、年中多くの利用客がいます。構内は多くの側線がありとても広く、貨物、旅客の要所駅といった感じがします。出口はひとつで、駅舎は山並に同調した木造で立派な物です。
昭和46年に奥多摩に改称されました。これは、中央線の高尾駅と同じように字名をやめて、観光の誘致を狙ったものです。青梅線沿線に住むご年配の方は、この駅をいまだに氷川と言う人が多いです。また、この改称と時を同じくして、国鉄の中小合理化の政策により、線内のいくつかの駅が無人化しています。
東京都民の水の源、奥多摩湖へはバスで20分。奥多摩湖は、昭和32年、当時現存していた西多摩郡小河内(おごうち)村を湖底に沈めて構築された人造湖です。奥多摩湖を堰きとめている小河内ダムの名称は、それに由来するもの。今でも、湖の奥深くに色んなものが眠っている事でしょう。
都内でも屈指の鍾乳洞である日原鍾乳洞へはバスで40分。一年中通して、洞内の温度は一定で、夏行っても寒いくらいです。
|