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2004/09/15撮影 |
印西市は平成8(1996)年4月1日に印旛郡印西町がそのまま市に昇格する形で市制を施行しました。もともとは町の中心部はこの木下駅周辺にあり、現在でも市役所の最寄り駅として機能していますが、近年、市の南部に千葉ニュータウンと呼ばれる新興住宅地街が造成され、巨大集合住宅群が広がっていて、印西のもうひとつの市街地が出来上がったような感があります。この団地建設は市制施行にも大きく関与している事象のひとつです。ニュータウン内にある北総・公団線の千葉ニュータウン中央駅はこの木下駅より4Kmほど離れています。
印西市内のJRの駅はこの駅のみとなっています。千葉ニュータウン周辺とは対照的に、この駅周辺は昔ながらの街並みを残したのどかな雰囲気です。駅ホームは相対式の2面2線。みどりの窓口を備えた小振りの木造駅舎が健在です。
難読駅名のひとつである木下は開業時の町名です。昭和29(1954)年12月に印旛郡木下町と大森町の2町の合併により印西町が誕生しています。
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