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2004/01/11撮影 |
結城市といえば古くは養蚕の町として、また1,000年の歴史を持つといわれる結城つむぎの生産地として名高い町ですが、この駅はその結城市の市街地に位置しています。そもそも水戸線や両毛線は、沿線の繊維産業の貨物輸送が盛んに行われた路線で、この結城駅にもその昔は貨物の積み出し設備がありました。近年は繊維産業の衰退に伴い、この路線を走る貨物列車も姿を消しています。
そんな結城駅ですが、現在ではそんな姿を微塵も感じさせない橋上駅舎へと変貌を遂げています。現在の格好になったのが平成7(1995)年。市街地は宅地化が進み、駅周辺は賑やかにスーパーなどが建ち並んでいます。
規模は縮小されていますが、市内には紡績工場なども健在です。結城市役所は駅北へ徒歩10分かかりません。市役所へ行くまでの間にいくつかの資料館があり、結城つむぎの歴史を知ることが出来ます。市内には『つむぎ通り』なる通りも存在します。
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