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2003/08/05撮影 |
富士宮市の中心部に位置する富士宮駅は、かつて創価学会の団体列車の終着駅として賑わいました。ここからバスで30分ほど離れた所にある、日蓮正宗の総本山、大石寺(たいせきじ)へと向かうためのアクセス駅として機能しており、参拝者で賑わいを見せましたが、現在では学会と大石寺は絶縁関係にあり団体列車も運行されていません。この駅のホームは2面3線なのですが、1番線はこの団体列車の専用ホームでした。現在は機能していないためひっそりとしています。
そんな富士宮駅ですが、市の中心駅らしく通勤その他多くの駅利用があり、起終点を除くと身延線内では最大の乗客数を誇ります。昭和58(1983)年建築の橋上駅舎からはペデストリアンデッキが延びていて、ロータリーの真上を渡しています。
駅開業時は大宮町と称しましたが、住所も富士郡大宮町でした。大宮町は昭和17(1942)年6月1日に隣の富丘村との合併により富士宮市として市制を施行しています。それに合わせるように同年10月に駅名も富士宮に改称されています。
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