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2007/09/14撮影 |
山梨市の中心部に山梨市駅があります。この辺りより甲府近辺にかけてが、太古より山梨という地名で呼ばれていた場所であり、県名もこの山梨の名が付けられました。駅名には『市』の字が付いていますが、県名との地域の誤解を生じさせないための妥当な措置だと思います。
その山梨市は昭和29(1954)年7月1日の市制施行です。もともとこの地域は東山梨郡加納岩村(かのいわむら)でした。東山梨郡の中心部は加納岩村より北にあった日下部村(くさかべむら)だったので、駅名も日下部として開業しました。加納岩村はその後昭和7(1932)年に町制施行をし、昭和29(1954)年に加納岩町、日下部町の2町と山梨村、その他4村の合併により山梨市として市制を施行しています。市制後7年経ち駅名も市名に合わせ山梨市駅へと改称しています。
駅ホームは2面3線を備えます。平成16(2004)年より駅前広場が整備され、翌平成17(2005)年12月には駅舎の改築工事が施されました。隣接するトイレや交番などと共に洋風の建屋に生まれ変わっています。
山梨市役所は駅の北側1Kmほどのところにあります。なお、この山梨市役所は旧日下部町の地域にあります。
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