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2006/04/29撮影 |
常磐線は宮城県内に6つの駅を抱えています。そのうち逢隈駅は民営化後の開業で、その他の5つは国鉄時の開業ですが、その中で唯一戦後の開業なのがこの山下駅です。他は路線開通時の明治30(1897)年と古いですが、それに比べると幾分若い駅です。旧山下村に唯一の駅として開業、現在では山元町の中心地に近いのがこの駅ということになります。古くからの市街地は駅から2Kmほど離れたところにあり、山元町役場もそちらにありますが、近年は駅周辺の宅地化も進んでいて多くの住宅を目にすることが出来ます。
駅ホームは2面3線の構造をしています。この駅にも木造駅舎があり、広めの駅前広場にはタクシーが数台常駐しています。
駅開業時の住所は亘理郡山下村。山下村は昭和30(1955)年2月1日に坂元村と合併、山元町となり消滅しています。山元の町名は山下、坂元それぞれ一字ずつから採った合成地名です。
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